新型コロナウィルスへの対策(6/10改訂)

「教会としての新型コロナウィルス感染症への対策」2

主にある皆様。

 新型コロナウイルスによる感染症の急速な拡大を受けて、3月末から様々な対策を取ってきましたが、この間の忍耐とご協力をありがとうございました。

 直接の交わりがなかなか持てない兄弟姉妹もおられましたが、訪問やお声がけなどで励まし合ってくださった方も多く、主にある麗しい交わりを感謝します。

 また礼拝も、音声や映像がうまくお届けできない時があったりもしましたが、なんとかオンラインでのライブ配信もなされました。それによって離れた場所でも共に礼拝をおささげできたことは感謝でした。ネット環境のない方々も、メール、ファックスなどで事前にお届けした週報やメッセージ原稿を使って礼拝を捧げくださいました。

 食事の交わり、主の晩餐、教会学校、午後の様々な行事(聖書学校や教会カフェ)なども軒並み中止となりました。どれも大切な働きであり、交わりの時でしたが、再開の時を待ち望んで、忍耐してくださっていることを感謝します。

 岩手県内での感染者が「ゼロ(未確認)」のまま、全国に発せられていた緊急事態宣言も解除され、徐々に経済活動が再開されつつあります。しかし、完全終息ではなく、全国各地で新規の患者さんが見つかり、時には集団感染と思われる事例も見られます。これは、いつどこで感染が拡がりはじめてもおかしくないことを示唆しています。また秋以降、再度流行があるのではないかとの予測もあり、ワクチン開発や有効な治療薬が確立していない現状では、あまり気を緩めることも出来ません。

 また、通常の教会の様々な活動は、いわゆる「三密」になりやすいものと思われます。特に礼拝の場は、ご近所への音漏れの配慮から窓を閉め切る形で行われますし、賛美や祈りなど、感染予防の観点からは要注意と見なされる面がどうしても含まれます。

 役員会では6月7日午後に役員会を開催し、これらの状況をふまえて今後の対応を検討しました。役員会としては、基本的な感染症予防は継続しつつ、少しずつ教会活動を再開させていこうと考えています。すぐに何もかも元通りというわけにいかず、ある程度我慢しながら、また様子を見ながらですが、引き続き気をつけながらゆっくり歩みを進めて行きたいと思います。

2020年6月9日
北上聖書バプテスト教会 役員会

【1.基本的な感染防止策】

  • 解除すること

    • 電車やバスなどでの移動が必要な方の自粛はただちに解除とします。
    • 2週間以内に県外からの往来者との接触があった場合の自粛については6月18日をもって解除します。
  • 継続すること

    • 教会に入る際は、引き続きマスクの着用手指消毒、石けんによる手洗いをお願いします。
    • かぜ症状や体調面で不安がある時は無理せずご自宅でお過ごしください。
    • 礼拝後の椅子、テーブル、ドアノブ、手すり、貸出聖書等の消毒は継続します。

【2.礼拝や諸集会について】

  • 礼拝時の対策

    • ライブ配信は今後も併用しますので、教会においでになれない場合はご利用ください(前日の週報メール配信も継続します)。
    • 引き続き、週報はあらかじめ週報ボックスに入れておきます。
    • 聖書、新聖歌はできるだけご自分のものをお使いください。貸し出し用のものは申し出があった場合のみお出しします。
    • 1テーブル2人の制限は継続します。不足した場合は分級室を利用します。
    • 主の晩餐はもうしばらくお休みします。

 

  • 食事の交わり

    • 少なくとも6月一杯はこれまで通りお休みします。
    • 礼拝後や婦人会のあとに掃除等のために昼食を取る際は、十分距離を取り、短時間で済ませてください。飲み物、食べ物を共用はしないでください。

 

  • その他の集会

    • 教会学校は、教会の皆さんや子どもたちが安心して来られるようになってから再開します。
    • 婦人会、祈祷会、夕拝は今までどおり行います(食事なし、お祈り時の注意は継続)
    • 聖書学校、教会カフェなどはもうしばらく様子を見て判断します(夏の流しそうめんは中止を決定しました)

 【3.礼拝に集えない場合】

外出自粛の要請などが出る前から、ご自身の健康状態や心配のために礼拝に集えない方のために、教会として以下のような対応を取ります。いずれかご希望の方法をお選びになってください。(3を希望する方はあらかじめご連絡ください)

  1. ネット中継で礼拝に参加する
  2. ホームページの週報とメッセージの原稿を使う(朝9時には見られます)
  3. 各自で礼拝の時をもち、後日、週報とメッセージの原稿を受け取る

*礼拝をネット中継について

*ネット中継を利用できない場合に

    • 家庭やお一人で礼拝の時を持つ場合は、次のような方法を参考にしてください。順番は決まったものではありません。
      • 時間を決める(日曜の朝10:30が難しい場合は他の時間でも可)
      • 賛美
      • 祈り(一人でも、家族でも礼拝が捧げられることを感謝しつつ、その場にいない他の兄弟姉妹の祝福と慰めを祈りましょう)
      • 聖書朗読
      • 分かち合い(聖書箇所から教えられたこと、感じたことなどを分かち合います。お一人の場合は黙想し、ノートに書き留めても良いでしょう)
      • 献金(箱か袋を用意して、次に教会に行ったときにささげられるよう取り分けておきましょう)
    • 週報には翌週の賛美、聖書箇所が書いてありますので、参考にしてください。
    • 在宅での礼拝参加も出席者とみなして記録しますので、ぜひご一報ください。

祈りのためのみことばの約束と助け

世界中の危険と困難の中にある方々、犠牲になった方々とその家族のために祈り、1日も早い終息を祈りましょう。私たち自身と兄弟姉妹、それぞれの身近な方々が守られるように。また医療や福祉、教育関係で働く方々の守りのために。自由に集うことができなくなった世界中の兄弟姉妹たちのために。そして政治的なリーダーたちが知恵を持って正しい判断ができるように。

 

「その夜、主はソロモンに現れ、彼に言われた。「わたしはあなたの祈りを聞き、この場所をわたしにいけにえを献げる宮として選んだ。わたしが天を閉ざして雨が降らなくなったり、あるいはわたしがバッタに命じてこの地を食い尽くさせたりして、わたしがわたしの民に対して疫病を送ったときには、わたしの名で呼ばれているわたしの民が、自らへりくだり、祈りをささげ、わたしの顔を慕い求めてその悪の道から立ち返るなら、わたしは親しく天から聞いて、彼らの罪を赦し、彼らの地を癒やす。今、わたしはこの場所でささげられる祈りに目を開き、耳を傾ける。今、わたしはこの宮を選んで聖別した。それはとこしえにわたしの名をそこに置くためである。わたしの目とわたしの心は、いつもそこにある。」

Ⅱ歴代誌7:12~16

「いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。」

ピリピ4:4

「ですから私たちは、あわれみを受け、また恵みをいただいて、折にかなった助けを受けるために、大胆に恵みの御座に近づこうではありませんか。」

ヘブル4:16

「この世と調子を合わせてはいけません。むしろ、心を新たにすることで、自分を変えていただきなさい。そうすれば、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に喜ばれ、完全であるのかを見分けるようになります。」

ローマ12:2

「何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。」

ピリピ4:4

「神は われらの避け所 また力。

苦しむとき そこにある強き助け。

それゆえ われらは恐れない。

たとえ地が 山々が揺れ 海のただ中に移るとも。

たとえその水が立ち騒ぎ 泡立っても

その水かさが増し 山々が揺れ動いても。」

詩篇46:1-3