大船渡教会の被災状況
3月17日(木)午後、リバイバル・ジャパン誌の谷口さんが取材に訪れ、その際、前日取材してきた大船渡聖書バプテスト教会の被害状況をとらえた写真を見せてくださいました。
ご厚意により、4枚の写真を提供してくださり、自由にお使いください、とのお言葉を頂きましたので、こちらに掲載します。
湾の奥に位置していたため、津波の力はだいぶ弱まっていたようです。そのため建物自体は奇跡的に残っておりました。しかしご覧の通り被害は小さくありません。
こちらは内部の正面を写したものです。水の高さが1.6mくらいにまで達していたことがわかりますし、押し寄せた海水で窓や壁が破壊され、いろいろなものが流れてきたことが分かります(ドラムカンも見えます)。
正面にあった講壇も左手の壁側に押し流されているようです。
こちらは玄関側から台所の方をとらえた写真です。
狭い空間に水が押し寄せ、天井近くまで達しているのが見て取れます。美しい会堂がこんなふうに破壊されているのは本当に心が痛みます。
これは教会の裏手を写したものです。Googleの衛星写真で確認できた、会堂にぶつかっているように見えた建物の正体です。どこかの家か小屋の屋根が押し流されてきたようです。
そして周辺は海から運ばれてきたヘドロで埋め尽くされています。津波の被害を受けた周辺はすべてこのヘドロを被っており、今後、復旧して生活していけるかどうか心配されます。
谷口さんの話によると、ただの泥ではなく、工業地帯特有の悪臭に近いということです。
私たちが大船渡教会のためにできることは何か、交通事情と燃料問題がクリアできたとき、どのような支援ができるか、今からしっかり考えなければなりません。
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